50歳転職方法まとめ|転職に苦労している方へ

*

マイナスになるアピールとは?

   

50歳がアピールしてもマイナスになることとは?

 50歳の応募者が、新入社員に求められるような意気込みを真剣な眼差しで、理路整然とアピールしても無意味です。というよりむしろ“見当違い”、“常識知らず”と受け取られ、採用に際して大きなマイナスとなる場合があります。その主な具体例について挙げてみましょう。

1)向上心、創意工夫、報連相等についてアピールすると・・・
 標題のような前向き、従順さ、勤勉意欲、報告・連絡・相談の重要性をアピールするようなことは50歳の熟年ビジネスマンが殊更にすることではありません。ましてや採用側はいまさらそんなことは要求していません。嘗てそうしていたことを前提とした50歳のスキルの程を計っているのです。

2)少し違う従順な姿勢
 中途採用を行う場合、応募者のスキルを重視するのはもちろんですが、組織との融和を望む声も大きいのです。しかしこれは、「上司や先輩の指示に耳を傾け期待通りの仕事をする。」というのとは、50歳の転職の場合は少しわけが違います。

 50歳を採用するという例はあまり多くありません。人件費も高額のうえ、会社での貢献が期待できる期間は少ないからです。従って、指示通りの仕事をしていてはその残り少ない期間分の成果しか期待できないことになります。そうであれば何も50歳を採用する意味がありません。40歳を採用し少なくとも20年、会社のために貢献してもらう方を選びます。
 
 ところがそうではなく、敢えて50歳を中途採用として採用するのは、類稀な能力と豊富な成功体験、そして人脈等が魅力だからです。それらを最大限活かして貰い、“期待通り”、ではなく“期待以上”の成果を挙げて貰いたいわけです。

 少なくともあと10年間分の雇用期間を15年分にも20年分にも価値ある成果を期待しているのです。従って、「会社方針に基づきながら、持っている能力を最大限活用し、期待以上の成果を挙げてみせます。」といった確信に満ちた気概が欠かせません。

自己PR欄では何をアピールすべきか
 
 50歳になると、培ったスキルや実務経験、成功体験を書くこともそれほど苦ではないと思います。そんなことない、という人がいたら、目標とする転職は難しいかもしれません。ここでは効果的な自己PRの例として考えてみましょう。「できます。」「やります。」といった抽象的な、具体性の欠ける記載は不要です。
 
 具体例を最低2・3つ挙げましょう。全社的活動もしくは他社との連携等を通じて着手した事例があればベターです。自分が指導的(プロジェクトマネージャー的)役割を演じたものを優先します。そのうえで例えばこのようにアピール欄に記載します。
 
 『プロジェクト参画』というカテゴリを設定します。そのコメントとして「全社ネットワーク構築検討会リーダー」としておよそ3年7ヶ月の機関を要し契約通りのネットワーク構築化を達成。予算規模11億円。」等と、特に労力を要し、社内貢献度が大きかったものに的を絞って記載します。

 苦労したこと、その苦労を克服した方法等も簡潔に記載します。同様に他の成功体験を2・3案件程時系列に記載します。その上で、以上のような先見性、組織力、指導力、統率力、決断力、予算責任力等の高さをもって、今後は御社の事業にまい進したく志望いたします・・・等と結びます。

 - 職務経歴書・履歴書の書き方

  関連記事

no image
採用担当者がうんざりするレジュメとは?

転職回数が多い人向けのレジュメとは?  50歳までに何度も転職を繰り返してきたひ …

no image
職務経歴書の作成方法

職務経歴書に入れるべき4つの要素とは?  中高年の転職においては応募書類がとても …